サンミゲル社がヨーロッパの2つのビールブランドの買収を検討
2016/01/14
ビール会社の大手サンミゲル社は、ヨーロッパで著名なビールブランド会社、ペローニとグロールシュの買収を検討中だと、サンミゲル社長のラモン・アンは語った。
「我々は買い付けに入るだろう」と、昨日、テキストメッセージで答えた。
その2つのブランド買収には、アンハイザー・ブッシュ・インベブによるSABミラー(世界最大級の醸造会社の一つ)の買収について確認する必要がある。買収交渉に入る前の障壁になるからだ。
アンハイザー・ブッシュ・インベブは、去年11月に、SABミラー買収に必要なのは、約1080億ドルだと発表した。アンハイザー・ブッシュ・インベブとSABミラーは、世界の3分の1のビール市場を大きく占めることになる。
アンハイザー・ブッシュ・インベブは、バドワイザーやベックス、ステラアルトワというようなビールブランドを持っている一方、SABミラーも200以上のブランドを持っている。
サンミゲルの他にも、タイビバレッジPLCやアサヒグループホールディングズもペローニとグロールシュの買収を検討している。
今週の買付期限になれば、どのような買い手がいるか明らかになるはずだ。
SABミラーの文書によると、アンハイザー・ブッシュ・インベブは、SAMミラーのヨーロッパブランドを広める意志を示したとある。
「SABミラーのもとで、ペローニとグロールシュは世界で名声を持ったプレミアムブランドになった。これらのビールは消費者に愛されていて、誇りに思われている。SABミラーが今後もサポートしていくことには変わりない」と、SABミラーの代表取締役アラン・クラークは語った。
ヨーロッパブランドを手に入れることは、サンミゲルのようなアジアのビール会社が、自国の市場から飛び出すため一歩となる。
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philstarの記事の翻訳です。
以前も、サンミゲルの買収の話をお伝えしましたが、また、サンミゲルがヨーロッパのビール会社の買収を検討しています。
日本のアサヒも検討中ということで、アジアの勢いが分かりますね。
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