アキノ大統領がグリーンジョブアクトに署名する見込み
2016/02/13
アキノ大統領は、環境保護を促進し、グリーンテクノロジー分野における仕事を創出するための法律、「2016年グリーンジョブアクト」にすぐにでも署名することが予想されている。
ダバオ市代表のカルロ・アレクセイ・ノグラーレスは、上院と下院の両方で、その法案が可決されたと発表した。その法案をファーストトラックにするために、議会は上院法案3092を採用した。
※ファーストトラックとは、「元々は通商に関する権限が議会にあるアメリカ合衆国において、 通商協定の批准の際に議会に対して修正審議を認めず、 部分修正無しに協定全体の承認か不承認かを選ばせることにより、 大統領に迅速かつ柔軟に通商交渉を行うための、 大きな権限を与える制度」(参照:日本ネットワークインフォメーションセンター)です。つまり、大統領に、早期の法案署名を求めるための制度です。
労働と雇用についての国会委員会議長を務め、その法案の主要な起草者であるノグラーレスは、「当法案は、グリーンジョブの創出を促し、環境保護や、自然資源を保全する品物やサービスを生み出すことにつながっていく」と語った。
この法案は、商品に自然資源の利用を減らしている「グリーンな」会社に、労働費の控除や、資本設備輸入の関税免除といった、財政的優遇を与えることになると、ノグラーレスは説明している。
グリーンカンパニーとは、環境に優しい製品を生み出したり、環境保護を促進するサービスを事業としている会社である。
「この法案は、電動自動車、ソーラーパネル、再利用可能な資源を使う電力会社などへの投資を増大させるだろう」と、法案起草者は語った。
ノグラーレスは、イロコス・ノルテの風力発電や、リーザル州のソーラーファームに言及し、「太陽光や、水の再利用施設を提供する会社が、急ピッチで生まれてきている」語った。
___________________________________________________________________________________
philstarの記事の翻訳です。
フィリピンでも、環境保護の法案が整備されて来ているという話です。環境保護が雇用創出にもつながるなら、やらない手はありませんよね。
この記事のタイトルは、「P-Noy set to sign Green Jobs Act」でした。
ピノイ(Pinoy)とは、フィリピン人が自分たちを指して使う言葉です。P-Noyとは、プレジデント=ノイという意味で、ノイノイというニノイアキノ大統領の愛称からきています。
今年は、大統領選がありますからね。最後まで頑張ってもらいたいものです。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。