フィリピンの成長に期待する日本の大手銀行
2016/03/16
日本の大手金融機関である東京三菱UFJ銀行(BTMU)は、アジアでティアー1の金融機関になるという目標のために、フィリピンは特に重要な国であると語った。
※ティアー1とは中核的自己資本と訳され、資本金、利益剰余金、優先株、優先出資証券などで構成されます。簡単に言ってしまえば、アジア市場で、健全な黒字経営を目指すということです。
BTMUは、フィリピンセキュリティバンクコーポレーションの20%の株式を購入しており、2020年までにHSBC、シティバンクに続き、アジアで3番目の銀行になることを目標としている。
「フィリピンの経済成長は早く、当行にとって、最も重要な市場の一つである。それに、多くの日本企業が進出している」とアジア・オセアニア本部長の渡邊剛氏は、火曜日のディスカッションで語った。
「フィリピンはBTMUの進出が遅れていくる国だ。そのため、セキュリティバンクと戦略的な協力をしていくことを決定したのである」と彼は付け加えた。
渡邊氏は、369億ペソのフィリピン金融機関への投資は、今までのフィリピン金融市場で一番大きなもので、成長著しいフィリピンをパートナーとしてみなしていること、それに、フィリピン国内で存在感を見せつけるという狙いがある。
彼は、このセキュリティバンクとの協力が、日本人顧客に対しても、セキュリティバンクのネットワークを使えることになるので有益だと語った。
この協力は、国際的に活動するフィリピンの会社にも役立つものだとも、彼は話していた。
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The Manila Timesの抄訳です。
この記事の続きで、自動車産業としてもフィリピンが魅力的であることや、三菱東京UFJ銀行が官民パートナーシップ(PPP)にも投資を検討していることが語られています。
フィリピンに行って日本の金融機関のサービスを受けることができれば便利ですよね。
これからどうなるか注目です!
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