フィリピン経済への選挙の影響は最小限の見込み
2016/04/28
イギリス大手の銀行であるHSBCは、フィリピンの大統領選挙は経済にも為替にも大した影響はないとみている。
HSBCのグローバルリサーチレポート「2016年フィリピン大統領選挙:選挙キャンペーンの騒音を超えて」によると、アキノ政権からの大幅な政策変更が起きる危険は、ほとんどないということだ。
「大統領選挙の影響は、良くも悪くもフィリピン経済への影響はほとんどないと見られている。2016年の第1四半期では、毎年10%ずつ増加している送金の影響で、個人消費の増加が目立った」とHSBCは語っている。
銀行は、貸出増加や貿易データなど、頻繁に使われる指標でも、第1四半期はあらゆる面で成長していることは確認済みであり、インフラ増資や財政健全化の政策は、国や選挙民に好影響を与えている。また、立候補者のほとんどはフィリピンの競争力を上げることを掲げており、それも、選挙の影響が少ないとみられる理由の1つだ。
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The Manila Bulletinの記事の抄訳です。
大統領選挙は、フィリピン経済に大きな影響を及ぼすと考えられていますが、HSBCは楽観的で、そんなに心配する必要はないと見ています。
経常収支の減少や、日用品の価格アップで、経済成長は続くが、為替は安くなると、HSBCは、この続きの文章で語っています。
選挙後も、力強い成長を見せてほしいものですね。
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