JICAがフィリピン自動車業界を支援する
2016/06/03
日本の政府開発援助(ODA)の管理機関である国際協力機構(JICA)は、フィリピン自動車業界が、自国への投資を増やし、フィリピン人のための仕事を生み出すようにするためのプログラム、包括的自動車産業振興 戦略プログラム(CARSプログラム)への支援を行っている。
JICAのフィリピン事務所長伊藤
晋氏は、貿易産業省事務官のエイドリアン・S・クリストバルジュニアと技術開発プロジェクトについて署名をかわした。フィリピンの自動車業界をグローバル・バリュー・
※グローバルバリューチェーンとは、世界規模で展開する企業の価値創造のプロセスを指します。簡単に言ってしまえば、フィリピンを国際的な競争力のある自動車生産の拠点としようということです。
2年間に及ぶ技術協力プロジェクトが2016年の7月、8月に始まる見込みだ。
「JICAは、製造業を発達させ、フィリピン人の仕事を増やすためのアジェンダのサポートをし続けていく。GVCは製造業の施策を決める上でとても重要なもので、我々は貿易産業省との新プロジェクトがフィリピン自動車業界の統合へつながるよう支援していく」と、伊藤氏は語った。
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The manila Bulletinの部分訳です。
JICAがフィリピンの「CARSプログラム」(包括的自動車産業再生プログラム)に協力するというお話です。日本は技術的な支援を行います。
GVCの概念が分かりづらいですが、「製造業などにおけ る生産工程が内外に分散していく国際的な分業体制のこと」と説明がされているページもあります。
タイやインドは自動車の生産拠点として著名ですが、フィリピンもそれに負けない自動車の生産拠点になる」という意識があるのは間違いありません。
人口増加中のフィリピンは、人件費において大きなアドバンテージがあるのですから、自動車生産は増えていくのではないでしょうか?
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