日本大使館が帰国したフィリピン人向き就職説明会を開催

2016/08/06

1. フィリピン不動産・金融・経済情報

フィリピンにある日本国大使館が、今年8月26日にマカティ・フォートファシオのホテルで、帰国したフィリピン人看護師・介護福祉士候補者を対象とした就職説明会を開催する予定です。

日本政府は、2009年から経済連携協定によりフィリピン人看護師・介護士を受け入れています。

日本での滞在中に国家試験を通らなかったフィリピン人が500人以上帰国していますが、日本語能力だけでなく、日本の勤務環境を知悉しているので、大いに活躍が期待されています。

そこで、2012年より、日本企業や医療機関などの協力を得て、日本国大使館が就職説明会をしているわけです。

昨年は全47社、帰国者約60名が参加して、日本語教師、通訳、看護師など、実際の採用に至っているそうです。

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在フィリピン日本国大使館のHPをご紹介しました。

外国人労働者の受け入れは多くの人が必要と考えていますが、それでも、実際に日本に来た外国人労働者が劣悪な待遇を受けるケースが話題になったこともあり、あまり良いイメージを持たれていないのも事実ではないでしょうか。

フィリピン人看護師を受け入れる一方で、難関な試験を受けさせて通らなければさようならするというのは、多くの批判がありました。

しかし、在フィリピン日本国大使館が取り組んでいる就職説明会は、フィリピン人だけのためだけでなく、日本のためにもなるので素晴らしいことです。

日本語を話せるフィリピン人を欲しがる日本企業は多いですし、何よりせっかく日本に来て働いてもらったわけですから、その後のアフターフォローまで見るというのは、まさに「おもてなし」の精神にふさわしいのではないでしょうか？

そう思い、今回ご紹介させていただきました。

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