営業許可証発行プロセスの簡略化に動くフィリピン
2016/08/31
貿易産業省(DTI)、内務自治省(DILG)、情報通信技術局(DICT)は、今週火曜日、全市区町村に営業許可証発行システム(BPLS)の簡素化を求める共同の覚書回覧(JMC)に署名した。
「JMCは、即座に効果を発揮する。30日以内に施行される。国内の国内の行政機関は、システムやオフィスレイアウトまで改善することになる」と貿易産業省事務官のラモン・ロペスは話した。
新しいJMCでは、国内の行政機関に対し、新事業開始に2日間、事業のリニューアルに1日で許可を出せるように、事務作業にかかる時間を削減することが求められる。
新事業開始、事業のリニューアルにかかる登録プロセスが、最大で3段階までとなった。
地方の行政機関は全て統一のフォームを使用し、営業許可を受けるために8個から2個の署名だけ必要ということになった。
このJMC発行以前から、営業許可証の発行は簡素化の動きがある。
JMCでは、発行まプロセスの自動化、コンピューター化を推奨している。2016年6月時点で、多くの自治体でプログラムの簡素化が完了した。
国家競争力評議会(NCC)は、政府の手続きの自動化は、スピードや効率の改善につながり、いずれ1日で営業許可を出せるまでになるとみている。
2015年は、世界銀行の国際金融公社(IFC)が発行しているビジネスのしやすさに関するレポートでフィリピンは103位にランクされている。企業のしやすさという項目では、前年の157位から165位に後退してしまった。
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The Manila Timesの紹介です。
起業のしやすい国づくりを目指しているフィリピンです。
フィリピンでの契約書を見ると、確かに「サインが多いなー」と感じる時がありますが、そういうところも改善されていくのでしょう。
新規事業を興しやすい環境にすれば、経済成長著しいフィリピンでは多くの成功者が出てくるのではないでしょうか?
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