「輸入は増えるが、輸入は減少する見込み」野村のフィリピン経済予想
2016/09/12
野村証券が、今年のフィリピン経済は輸入は成長が支えられるが、グローバル市場の脆い需要のため、輸出は脆弱のままであると予想している。
野村証券のエコノミスト、ユーべン・パラクエーレスは「フィリピン:7月の変動ない貿易赤字」という最近のレポートの中で、7月は輸入が1.7%下がったものの、増加が続いていくことには変わりないと話した。
7月の収縮は、選挙後の需要の正常化によるものだと指摘した。
「月々の変動に関係なく、国内需要の伸びや、ドゥテルテ政権のインフラ投資によって、輸入は伸びていくと予想する」と彼は言った。
ドゥテルテ大統領の政権は赤字の予算枠を、アキノ大統領政権の2%から3%に引き上げた。
一方、加工製品や石油製品の輸出の伸び悩みによって、6月は11.4%、7月は予想よりも大きい13%下落した。
「輸入が輸出よりも早いスピードで伸びているので、我々は注視しなければならない。これ以上、我々は輸出入のギャップを広げたくはない」と、国家経済開発庁の担当は述べた。
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フィリピンは消費欲が旺盛なので輸入が多いですが、それでも貿易赤字は大きくしたくないということです。
しかし、経済成長が順調な以上、それほど大きな問題にはならないのではないでしょうか?
また、貿易赤字がコンスタントに出ていると言っても、OFW(海外出稼ぎ労働者)からの入金もコンスタントにあります。
成長には歪みが伴います。今後のフィリピン経済に注目です。
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