ドゥテルテ大統領の影響?フィリピンペソが7年ぶりの安値
2016/09/27
フィリピンのペソが7年ぶりの安値となっています。
先週月曜日に1ドル48.25ペソで取引終了しましたが、2009年9月15日の48.33ペソに匹敵する安さになっています。
ウォールストリートジャーナルでは、ドゥテルテ大統領の内政と外政が原因としています。
内政では超法規的な取り締まりで3,000人以上が殺害され、外政ではオバマ大統領に暴言を吐き、アメリカとの間で軋轢を生んでいます。
こういった先行き不安が、堅調な経済成長にもかかわらず、ペソ安を招いているというわけです。
一方、The manila Timesでも、このペソ安について報じていますが、「アメリカの次の金融政策が不確かであること、企業間で外国通貨需要が高くなったことが影響していると考えられる」と、フィリピン中央銀行総裁のアマンド・テタンコ氏の言葉を紹介しています。
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本日のペソ円は1ペソ=2.08円。
1年前までは1ペソ=2.5円程度まで高くなりました。わずか0.4円程度の差ですが、実際に両替すると大きな違いを感じます。
日本人にしてみれば大変ありがたいことで、旅行がしやすくなりましたね。
しかし、現在はペソ安になっていますが、経済成長が順調な以上ペソが価値を戻すのは必然ではないでしょうか?
今後のペソ円の動向に注目です!
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