日本クオリティへの道は、解体から始まっています。
養生を終えた現場では、解体の準備が整いました。
解体というとダイナミックなイメージがありますが、ドアの取り外し1枚であっても、丁寧な作業を大切にします。
現地スタッフの方々にしっかりと日本の心を伝えつつ、作業は進んでいきます。
まずは、ドアを取り外します。キッチンのドアは現在内開きになっているため、使いやすさを考えて外開きに変更します。
取り外しに使用するのは、日本が誇る工具、マキタのインパクトドライバーです!
店舗内装の場合、営業時間である昼間を避け、工事は夜中に行われるため、ガガガ!という騒音を抑える「ソフトインパクトドライバー」を使用しています。
インパクトドライバーを使用して、建具を取り外しました。
合わせて、ドア枠も撤去していきます。壁に傷つけることなく撤去されていきます。
オフィスドアも新しいものへ取り替えるため撤去。設置し直すキッチンドアについては、前回と同じく養生を行い保管しておきます。
次に、間仕切り壁を解体するため、エアコンを撤去しました。
撤去したエアコンは後ほど再設置するため、こちらも丁寧に養生を行い、保管しておきます。
間仕切り壁を取り壊すのは、日本製ノコギリです!
日本製ノコギリは西洋のものと比較して刃が細かいため、細かな仕上がりに向いています。
さっそく、刃を入れていきます。
中から出てきたのはステンレスの骨組み。骨組みは、ボードを設置するための下地です。
ボードを全て取り壊し、骨組だけになりました。
ここには壁がなくなるので、骨組は必要ありません。器具を使い、根元からすべて取り外します。
解体が完了しました。
解体の際にでた瓦礫やほこりを清掃しています。
現状の上から新しい床を施工しますが、目に見えない場所になるとしても、当然のことながらきちんと清掃を行います。
フィリピンでは内部に使用する建材について、日本では廃材となってしまうような中古建材を利用する場合があります。
しかし、それでは使いやすさや耐久性が不十分なだけでなく、洗練された美しい仕上がりからは遠のくばかり。
ひとつひとつの工程を丁寧に作業することが、「日本クオリティ」への第一歩です。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。