また準備?正確な工事には欠かせない、入念な工程。
前回の解体作業前には、養生という事前準備がありました。
一見、地味な作業に映りますが、細部を丁寧に作業することが完成後の質に大きく影響します。
今回も、床や壁を造る前の事前準備です!
寸分の狂いなく、図面通りに施工するには欠かせない工程です。
インパクトドライバーと同じく、またまた登場のマキタ製機器。ドライバーやノコギリとは異なり、皆さまにとってはあまり馴染みがない機器ではないでしょうか。
機器を床にセット。一体この機械で何をするのかといえば…
まるでスターウォーズのように、壁にレーザーポイントを表示させました。
実はこちらの機器は、下書き(墨出し)を行うために壁にポイントを示す専用機器、レーザー墨出し器といいます。
基準となる線がないことには、床や壁を正確に造っていくことは不可能です。
ポイントを基に、さらに直角定規を使用して、正確な水平・垂直線を書いていきます。
まずは、レーザーポインターの端を鉛筆で下書きします。
次に、とある糸を登場させます。真っ黒なインクのついた、この糸を引っ張って…
鉛筆の下書き線に合わせて平行にした状態で、壁にピタリと付けました。
そして、ピンと張られた糸を引っ張って、壁に向かって放ちます。
すると、糸に附着していたインクがきれいに壁に写り、まっすぐな線が引けました。
こちらは日本製の墨壺(すみつぼ:sumitsubo)という器具です。手書きで線を引くよりも、簡単に、かつ正確な直線が引けます。
必要な場所にどんどん基準線を引き…
揺らぎなくビシッと伸びた基準線が完成!これを基にして、今後の工事が進んでいきます!
レーザー墨出し器は様々な国で製造され、多くの種類があります。
しかし、残念なことに全ての機器が優秀という訳ではなく、脚がガタガタで設置のたびにポイントがずれてしまう、なんてこともあります。
基準線がズレてしまうと、今後の作業全てがズレたままで進行してしまいますので、正確に計測しなければなりません。
TGRで使用している機器は、日ごろ日本スタッフが使用しているお墨付きの機器です。
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