見えない部分こそ丁寧に!日本クオリティは細部に宿る。
前回、部分的に高上げする床の下地を組みました。
そして今回ご紹介するのは、隣で並行して進んでいた工程です。
タイルを敷く際はもちろん、下地を組む場合も、表面がデコボコでは日本クオリティは完成しません。
今回も美しい仕上がりには欠かせない工程です!
キレイに見える壁面でも、よく見ると穴があったり…
前回の微調整では対応できないような、大きな溝があります。
このまま作業を進めたら、表面がガタガタになってしまうのは一目瞭然。
そんな問題を解決するために、登場するのが「パテ」という塗料。
先ほどの壁の穴に、まず1度目のパテ塗り。
床に出来ていた大きな溝も、パテを塗って埋めていきます。
ただ塗るのではなく、厚くなりすぎず、でも薄くなりすぎないように…。
ミリ単位で平滑な表面を作るには、感覚だけが頼りです。
次に、1度目よりも粗いパテを重ね塗りしていきます。
2度目のパテを塗り終えたら、表面をサンドペーパーでやすりがけ。
溝があったことが分からないほど、フラットな表面が出来上がりました!
穴や溝、へこみを埋めることが出来たら、残った下地を組んでいきます。
サロンリノベーションでは、飾り棚を作成します!
再登場、HITACHI製電動丸ノコ。右手ピンクの器具は、木材を平行にカットするための「丸ノコ定規」。
安全性を考慮され、持ち手がついています。
平行にカットすることが出来ました。木材の用意ができたら、下地組に入ります。
初登場、HITACHI製コードレスオイルパルスドライバー。
オイルを利用して締め付けることで、耳が痛くなる金属の高音をカット!これぞ日本のハイテク機器です。
断裁した木材を、オイルパルスドライバーを使用して組み立てていきます。
床や壁もフラットになったことで、問題なく下地を組むことが出来ました!
パテ処理は全部で3回塗りが基本です。
それぞれのパテに役割があり、1度目は穴を埋めるため、2度目は表面を平滑にするためです。
お気づきの方もいっらしゃるかと思いますが、今回行ったのは2度目まで。
ですので、なんと実はまだ、最後の仕上げが残っています。
十分フラットな表面になったように見えますが、完璧な施工のためには、ミリ単位で平滑な下地を作るまで終われません。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。