日本クオリティたる所以は、「適材適所」な使い分け。
皆さん、壁下地にはどんな木材が使用されているかご存知ですか?
実は、とある理由によって、部分ごとに2つの木材を使い分けているのです。さて、その理由とは…?
ということで今回は、以前組んだ木の骨組みに、壁下地を取り付けます。
完成後の姿にグッと近付く、巾木設置もご紹介します。
組んだ骨組に、下地を取り付けていきます。茶色の木材は「ベニヤ板」です。
灰色の板は「プラスターボード」といい、主な石こうを原料として作られています。
プラスターボードは、防火性能、遮音性能を持ちつつ、加工がしやすい木材です。
部分ごとに板を変えている理由は、実は「板の強度」にあります。
ベニヤ板の方が強度があるため、エアコンや戸棚など、重量のある物を設置することができます。
棚の下地も完成しました。内部には電気が通っているため、後程コンセントを設置できます。
次に、巾木の設置です。マキタ製の「スライド丸ノコ」で壁のサイズに合わせて巾木を切断します。
分度器の様に角度を調整して切断ができるので、直角に切断したいときや材料を繋ぎ合わせたいときに向いています。
続いて、切断した巾木に全面に木工用ボンドを接着していきます。
巾木を壁に…
ピタッと貼り付けました。
直角部分もこの通り、キレイに継ぎ合わされています。
巾木があるだけで、完成度がぐっと上がりますね。
少しずつ完成が近づいてきました!
プラスターボードとベニヤ板を、場所ごとに使い分けることが出来るのは、
「この壁にはエアコンを」「この部分には棚を」といった計画性があってこそです。
TGRでは「大型テレビスクリーンを壁に掛けたい」、「将来、この部屋を子供部屋にしたときに、ここへ棚を造りたい」といった、一人ひとりのご計画に合わせた工事を行わせて頂きます。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。