クロス完成間近!最後のパテ処理~壁・天井編~
波打っていた塗装壁をなだらかにした処理を、皆様覚えていますか?
前回、骨組みに下地を取り付けましたが、ボードにはビスでとめた際の穴や、板同士の間にはすき間があります。
今回は、壁紙クロス施工目前で、再度パテ処理が登場します!
左から順に、総パテをして黄色み帯びた塗装壁、グレーのプラスターボード、茶色の板はベニヤ板。
内装の仕様ごとにそれぞれ適切な処理を行いました。このままクロスを張れそうですが、近くでよーく見ると・・・
ベニヤ板とプラスターボードの間に溝があったり・・・
ビスでとめた際に開けた穴があるため、このままではきれいな壁紙が施工出来ません。
そのため、また今回もパテ処理を行っていきます!壁と天井では、今回が最後のパテ処理です。
穴を埋めるための下塗りパテを用意しました。
下塗り用のヘラは、中塗り・上塗りよりも幅が狭いものを使用しています。
ビス止めの穴を埋めていきます。
穴を埋めることが目的のため、目的に合わせた幅のヘラを使用するのです。
穴が埋まったら、次は表面を平滑にするための中塗りを行います。
日本人スタッフが何十年もかけて培ってきた技術を、現地スタッフにレクチャー。
目で見て、肌で感じてもらい…
ずっと上を向いたまま、しかも平滑になるように進めるのは、なかなか大変な作業。
現地スタッフの方は教えを受けながら、これから時間をかけて習得していきます。
ボードのすき間もしっかり埋まり、平滑な表面をつくることが出来ました。
天井の中塗りも完成です。
最後に、細かなパテで上塗りをしていきます。
上塗りは薄く広くパテを塗るため、一番大きなヘラを使用しています。
上塗り用パテは目が細かいため、なだらかな表面をつくることが出来ます。
上塗りパテが完了しました。なだらかになった表面は、壁紙クロスが定着しやすくなります。
壁と天井のパテ処理が終了しました。
いよいよ壁と天井で残った工程は、壁紙クロスの施工のみ。
これまで時間をかけて下準備を行ってきましたが、それが終わると完成まであっという間に進んでしまいます。
完成した様子をご覧いただければ、下準備に時間をかけてきたことがお分かりいただけるハズです!
私たちも、完成を心待ちにしています!
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