事前準備の集大成!「壁紙クロス」ってご存知ですか?
パテ処理などの事前準備を重ねてきましたが、いよいよ今回は集大成。
フィリピンの方にとって「壁紙クロス」は馴染みがないのではないでしょうか。
壁紙クロスとは、壁に張るデザインシートです。
今回のリノベーションでは、そんな壁紙クロスを使用します!
日本の壁紙クロスは種類が豊富ですので、マニラの気候によく合う機能がついたものもありますよ!
壁紙クロスを張る前に、壁に「シーラー」を塗っていきます。
シーラーとは、名前のごとくシールのような役割を果たす塗料です。
全面に塗っていきます。シーラーは、クロスと壁をぴたっと付着させ、密着力を高めてくれます。
次に、大きな機械が登場しました!コチラは、極東製「自動壁紙ノリ付機け」です!
用意したノリを機械にセットして…
モニターでクロスの長さを調節します。
すると、ノリ付けされたクロスがするすると出てきました!
ボタン一つでクロス全面に自動でノリ付けができる優れもの。
壁紙クロス文化が発展している日本ならではの機械です!
さっそく、ノリ付けした壁紙をハケを使用して貼っていきます。
天井全面にクロスを施工しました。壁紙が重なり合う部分は、5cmほど余裕をとっています。
余分に残しておいた切りしろを、ハケを使用して切っていきます。
まっすぐに垂直に切ることができるのは、長年培ってきた技術があるからこそ!
ローラーを使用して、壁へと圧着していきます。圧着した箇所は繋ぎ目がまったく分かりません!
天井同様、壁もクロスを施工していきます。
ハケを使用して、中の空気を抜いています。ですが、いくらキレイに壁紙をはっても…
壁紙同士の間には、すき間が出来てしまいます。
そこで、ヤヨイ化学工業のジョイントコークを使用します。ジョイントコークは壁紙専用の充填剤です。
ジョイントコークをすき間に塗ると、先ほどのような穴が無くなり美しい仕上がりになります。
パテ処理などの事前準備を丁寧に施行してきたこともあり、ピシッとたるみない、キレイなクロスを貼ることが出来ました!
今回のような下準備を怠った一例をお見せします。
下準備を怠った結果、このように下地が浮き上がり、ボコボコした壁紙になってしまいます。
そんなボコボコもなく、天井も美しい仕上がりになりました。壁紙の完成です!
日本の内装デザインでは壁紙クロスが多く使用されているため、クロス自体の種類も豊富です。
ですので、今回のようにゴージャスな壁紙から、シックで高級感のあるデザインなど、みなさまにピッタリの1枚が見つかるはずです。
また、消臭効果、キズや汚れに強いなど、様々な機能を持った壁紙もあります。
一年を通して温かく湿気が多いマニラでは、湿度調整の機能を持ったクロスがオススメです。
調湿機能付きクロスを張れば、オシャレなだけでなく、過ごしやすい環境まで整えることができます。
クロスにご興味のある方は、日本製クロスを取り扱いするTokyo Grand Renovationにお任せください。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。