サロンリノベーションvol.9 巾木工事 【マニラで日本クオリティ】
マニラで店舗の内装工事・リノベーションをお考えなら、Tokyo Grand Renovationへ!
マニラの高級都市ボニファシオ・グローバルシティにて進行中の、ネイルサロンのリノベーション工事をご紹介しています。
マニラであっても、日本と同じ工事現場を作るように徹底してきました。丁寧に工程を重ねてきた甲斐あって、仕上げもスムーズに進んでいます。まだまだ完成まで程遠い状態に見えますが、ここから一気に完成に近付いていきますよ!
「木材切り出し」でも登場した、マキタさんの電動マルノコを使用して、見切り材を切断していきます。
見切り材とは、内装が変わる部分へ設置する仕上げの材料のことです。
例えば、壁の下半分を壁紙クロス、上半分を塗装にする場合、その境界線に見切り材を設置します。そうすることで内装材の段差を解消することができるため、見た目をすっきりさせる効果があります。空間の完成度が高くなり、上質な雰囲気を作ることができます。
切断した見切り材を、図面通りの位置へ仮留めし、ビスを使用して取り付けていきます。
ビスは「小さいネジ」ですので、見た目の美しさを損なわずに、しっかりと設置することができます。
続いて、「巾木(はばき)」を使用サイズに切断していきます。
巾木は同じく見切り材ですが、その中でも、壁と床の接合部に取り付ける見切り材のことを指します。
切断した巾木に、速乾ボンドを塗っていきます。
周囲を汚さないように、淵に近すぎない位置へボンドを塗りました。
床と壁が面する部分に、巾木を仮留めします。
切断する際に、キチンと直角になるように電動マルノコを使用したため、1㎜のズレなくぴったりと設置することができました!
続いて、ビスを使用してきっちり設置していきます。
先ほどもお伝えしたように、巾木には見た目をすっきりさせる効果があります。しかし、見た目だけではなく、いつまでも美しい部屋を維持する機能として大切な役割も担っています。
その役割とは…「壁の損傷を防ぐこと」。足元部分は、足がぶつかりやすい箇所ですので、傷やへこみが起こりやすいのです。そのため、巾木で保護することで、壁の損傷を防止することができます。
壁と床の間へ、きれいに巾木を取り付けることが出来ました!
ちなみに作業中は、ボンドやビス、インパクトドライバーといった複数の工具を使用するため、養生シートの上でキチンと使用する道具を準備しています。「あの工具はどこにあったっけ?」と迷う時間が少なくなることで、1つ1つの作業の無駄を省くことができます。
このように、工具の整理は、結果的に大幅な工期の短縮に繋がっていきます。
ほかにも、その都度ホコリやチリを清掃して、清潔な環境を作っておくことは「きれいな環境を維持したい」という気持ちから、丁寧な作業に繋がります。
大したことない行為に思えますが、こういった環境整備なしに「短期間で、美しく、壊れにくい内装」をつくることはできません。
店舗やオフィスのリノベーションでは、工期の遅れは開業の遅れに直結します。
みなさまに安心して工事をご依頼いただけるように、Tokyo Grand Renovationでは日本式の工事を徹底しています。
次回は、壁紙クロスの施工に入ります!
日本では当たり前の光景ですが、マニラ現地では珍しいであろう機械が登場します。
店舗・オフィスのリノベーションをお考えの方の、ご参考になれば幸いです。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。