やってみなければ分かりにくい、海外不動産投資のデメリット

2014/11/10

1. ASEAN 不動産投資コラム
2. 海外不動産投資の基礎知識

海外不動産投資でも「投資」である以上、リスクがあると言う事については別のページでもお話しをさせて頂いております。そして、海外不動産投資がいくら魅力的な条件の投資だと言えるとしても、それは絶対ではありません。まずはそこを理解する事が重要です。

海外不動産投資には、「経済状況の変化による影響を受けやすい」、「為替リスク」、このようなリスクがある事についてはすで別のページでもお話しをさせて頂きました。

ここでは海外不動産投資の「デメリット」についてお話しをさせて頂きます。リスクでは無いとは言え、実際に海外不動産投資を始めて見ると、やってみた事で分かる事も多くあります。これから始めようと考えている方々には見えにくいデメリットについてのお話です。

海外の市場の動向を知る必要がある

海外不動産投資を行う上では、海外の不動産市場やその動向などについても知っておく必要があります。投資を行う以上情報収集は欠かすことは出来ませんが、当たり前のことにもなりますが、海外不動産を扱うには海外市場についても知っておく必要があります。

これはある意味で海外不動産投資ならではのデメリットと言えるかもしれません。

国内市場のみならず海外の動向などもチェックしなくてはいけないと言う事は、世界的な経済状況にも目を配る必要があると言う事になるからです。

不動産投資、特に海外不動産投資においてその国の経済状況は非常に重要な判断要素で、それによって大きな影響を受けるケースが多いです。

こう言った国際情勢などにも気を配り情報収集を行う事も必要になります。国内不動産投資の場合、そこまでの広い視野は必要ではありませんので、やはり海外に目を向ける事で必要な情報量は格段に増えてしまいます。

現地での人脈も大切

これは海外不動産を始める上であまり広く言われていないのですが、始めてから気が付くよりも事前に知っておくべき事でもあります。海外不動産投資では「現地での人脈」も重要だと言う事実についても見逃す事は出来ません。

海外に不動産を持ったとしても、それを全て自分の手で管理する事は出来ません。国内での不動産の管理においても同じ事は言えますが、物件の管理は基本的に管理する人間・会社などに依頼、委託する形になります。

現地にて管理できる人材を見付ける必要が出てきますので、安心して任せる事が出来る人脈があることで、スムーズに、そして安全な管理に繋げる事も出来ます。

もちろんこれらの過程に関しては全て自分で行う必要はありません。代理店・事業者などを通してそう言った人材の選定も依頼する事は出来ますが、もちろん自分自身の人脈があればそれだけ安心できる事も言うまでもありません。

このように、現地における人脈に関しても海外不動産投資を行う上での重要な要素になることは見逃せない事実でもあります。

特に海外不動産投資と言うのは、日本とは違う異国の地で行う投資になります。色々と日本とは違う点があります。現地には現地の文化があり、ルールがあります。そう言った地で円滑に、安全に管理していく為には、やはり人脈があると大きな安心へと繋がります。

以上が、海外不動産投資のデメリットの部分になります。

基本的にこのようなデメリットの部分に関して語られる事はあまりありません。そして、やはりそれを補っても余りある魅力があるのが、海外不動産投資だからです。もちろん、しっかりとこのようなデメリットの部分も知っておく事は重要です。

しかしながら過度に過敏になってしまうことで目の前のチャンスを見逃す事になってしまう、これもまた本末転倒だと言えるのではないかと考えております。デメリットに関しても、もちろんしっかりとカバーできる方法はありますので、そう言った部分も学びつつ、着実な投資となるように前に進めて行く事をおすすめします。