今フィリピンに注目と企業が集まる3つの理由

2014/11/10

1. ASEAN 不動産投資コラム
2. フィリピン不動産投資のメリット・デメリット

フィリピンには世界中からの注目が集まっている中、外資企業が続々と参入してきています。日本からも多くの企業が参入しているためご存知の方も多いかもしれませんが、なぜ今フィリピンには外資企業が集まるのでしょうか？

フィリピンを始めとするASEAN地域には将来性豊かな国が多くあり、外資企業も沢山参入しています。しかしその中でもやはりフィリピンの人気は高く、そこには明確な2つの理由が存在しています。

ここではフィリピンに人気が集まる3つの理由についてお話しさせて頂きたいと思います。

ASEAN地域の人件費

まず初めに、「人件費の安さ」、これがその大きな理由として挙げる事が出来ます。

フィリピンをはじめとするASEAN地域の人件費は、例えば日本などの先進国と比較すると非常に安い水準にあります。それゆえに海外諸国では自国での高い労働力からフィリピンのような安い労働力へと転換を図り、フィリピン現地への進出を行うケースが増えています。

人件費の削減は企業にとって非常に大きな問題で、高い人件費が圧迫することで経営状態が悪化する事は少なくありません。そんな中世界的にも人件費が安い地域への企業の進出が進んでおり、フィリピンなどもその安い人件費が大きな魅力となって世界中から企業が集まって来るようになっているのです。

しかしながら「ただ人件費が安い」、と言う理由だけではフィリピンに人気が集まる理由にはなりません。

ASEAN地域では他にも同じように人件費の安い国が多いので、特にフィリピンでなければならない理由はありません。

高い英語力

フィリピンが選ばれる理由には、「高い英語力」があります。

フィリピンでは英語教育に力を入れており、多くのフィリピン人が英語を話す事が出来ます。そしてこれが、フィリピンが選ばれる大きな理由になっています。

その代表的な事業が、コールセンターです。

フィリピンではコールセンター事業が盛んで、外資企業が多く参入しています。その理由が、英語が使える国であると言う事になり、高い英語力を持つフィリピンだからこそのこの事業が発展していると言えるのです。特にリゾート地としても有名なセブ島は、世界中のコールセンターが集まっているところとしても有名です。

英語力の高さは、これから更なる世界的なグローバル化に向けても大きな武器となります。フィリピンにはこのような大きな武器があり、それがゆえに海外から多くの外資企業が参入しているのです。

労働力の高さ

そして最後に、フィリピン国民の労働力の高さ、も忘れてはいけません。

英語力もさることながら、その高い労働力は外資企業にとって参入する際の大きな魅力となります。人口増加の進むフィリピンの労働力のバランスは優れており、労働力となる層の人口比率が高い事が、フィリピンと言う国全体の労働力を押し上げる要因にもなっています。

またその国民性も忘れてはいけません。海外の国ではそれぞれ国民性があり、例えば日本人から見た時に、少々物足りないと感じる雰囲気を持つ国も等もある中で、フィリピンは礼儀などを重んじる国であり、勤勉な国民が多い国でもあります。そう言った国民性も外資企業にとっては魅力的な労働力として映る事も大きなプラス材料となっています。

このように、以上の3つの理由からフィリピンには多くの外資企業が参入を続けています。そしてそれはフィリピンの将来性の高さを物語っているとも言え、経済成長の面では今後も更なる飛躍が期待されます。もちろん経済成長が続く事で不動産市場も大きな期待を持つ事が出来る市場へと発展します。様々な面から、フィリピンと言う国は目を話す事が出来ない国であることは間違いありません。