不安？楽勝？フィリピン・マニラのタクシー事情を知る
この年末年始を使ってフィリピン・マニラを訪れようとしている人もいるかもしれない。フィリピンに限ったことではないが、海外を訪れる際に不安になる際に不安になることのひとつと言えば交通手段ではないだろうか。
マニラの主な移動手段はタクシー
フィリピン・マニラに降り立った際に良く使うであろう交通手段は、おそらくタクシーだろう。マニラではタクシー会社にいちいち連絡をしなくても『流しのタクシー』を容易に拾うことができるためだ。
『流しのタクシー』が多いということには、乗る側の利点がある。例えば、運悪くメーターを使っていないタクシーに遭遇しても、乗車前に強気の交渉が可能だからだ。例えば、メーターを使ってもらう代わりにチップとして30ペソ、最大50ペソ支払う様な交渉ができれば、タクシー側も喜んで目的地までつれていってくれるだろう。50ペソといっても100円程度なので、チップ慣れしていない日本人でも気軽に支払える金額だ。万一、タクシー側が納得しなければすぐにパスをして、次のタクシーを拾えばよい。『流しのタクシー』は溢れるほど走っているのだから。
タクシー乗車時にチェックすべきこと
どのようなタクシーに乗る場合でも、ドライバーの名前と連絡先は保存しておくべきだ。忘れ物をした場合に連絡する時などに役立つことはもちろん、ドライバーにとっても「しっかり運転しなければ」と思えるような無言の圧力にもなる。さらに、良いドライバーに巡り合った際には深夜にタクシーを使って宿泊先に戻りたい場合やマニラ周辺を観光したい場合に、力強い味方になってくれる。
また、マニラは一方通行が多いために、同じエリアに行く場合は大抵、同じような道を通る。万一、対応の悪いタクシーに乗ったときにもしっかり対応できるよう、マニラではタクシーに乗るたびに道を覚えるようにしたい。そして、納得のいかない料金申告を受けたり、道順が怪しくなってきたりした際にはタガログ語で「ディト！（ここだ！）」といってタクシーを止めさせることが重要だ。
意思表示ができれば大丈夫
フィリピン・マニラのタクシーと上手く付き合うためには、ほんの少しのタガログ語と、納得できない場合に「ノー！」と意思表示できる強い気持ちかもしれない。臆することなく交渉し、マニラのタクシーを使いこなせると、一般的な観光客では見ることのできない、マニラの素顔を見ることもできそうだ。
2014/12/20
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