フィリピンのBPO市場の可能性とは。

2015/07/08

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フィリピン中央銀行より、2013年のIT-BPOビジネスの市場調査結果が公開されました。

BPOとは、Business Porocess Outsourcing の略で、
単価の安いフィリピン労働者を使って外注をするビジネスの事です。

その数字に依れば、
IT-BPO市場の総収入は153億米ドルとなり、前年比13.8％の伸びを示しています。

IT-BPO産業の内訳を見れば、やはり大きくウェイトを占めているのが、
コンタクトセンターであり、その収入は84億米ドルと、
全体の54.8％と大きな割合をしめています。

その次に多いのが、
ソフトウェア開発部門の34億ドルとなり、全体のシェアは22.4%となっています。

このコンタクトセンター、いわゆるコールセンターとソフトウェア開発を代表とする
BPOはフィリピン経済の好調を牽引する物件であり、

また、若い世代でも比較的高額な給与が準備されているため大学を卒業と共に即、
BPO業界に就職を希望をする者が多くいるのも現実です。

英語力と労働力の安さを売りに拡大し続けるBPOビジネス。
今後も更にフィリピン経済を支えていく大きな柱となるでしょう。