オフィスリノベーションvol.3 墨出し・下地組【マニラで日本クオリティ】
マニラの日本クオリティなオフィスリフォームなら、Tokyo Grand Renovationへ!
フィリピンのマニラにて、FINDINGOODS社のオフィスをリフォームしています。
今回のブログでは、「スタッド切り出し」で造った柱を実際に組んでいく工事をご紹介します!
フィリピンで日本基準のリフォームをお求めの方は、ぜひご参考ください。
床に並べられているのは、前回のブログでもご紹介しました、必要な長さに合わせて切断したスタッド。
奥のほうで、なにやら床で作業をしている職人の様子が…。
何をしていたかというと、図面通りに正しくスタッドを組んでいくために、床に下書きをしておりました。
この下書きを、建築用語で「墨出し」といいます。
スケールを使って線を引いていますが、基準となる線をもとにして、図面通りの施工に必要な線を出していきます。では、その基準の線をどうやって正確に出すのか?
ここで、日本製器材が登場します。
気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、端のほうに見えていた「レーザー墨出し」を使用します。
レーザー墨出しとは、基準となる線をレーザーで床に示す機械です。
線を水平に出すことができるため、そのレーザーの上から正確に基準線を書くことができます。
基準線と基準線から書き出した間取り用の下書きに沿って、いよいよスタッドを組んでいきます。
こちらのテナントには「床や壁に穴をあけてはいけない」という規定がありました。
ビスを使用した固定ができないため、別の方法で下地を組んでいきます。
まずは、両面テープをスタッドに張っていきます。
続いて、スタッド用の強力なボンドをスタッドに塗りました。
そして、墨出しに合わせてスタッドを床に設置しました。
取り付けは本来ボンドのみで十分なのですが、ボンドが乾くまでの間にズレてしまわないように両面テープで仮止めを行いました。
続いて、天井にもスタッドを取り付けていきます。
天井には穴をあけてはいけないという規定がなかったため、しっかりとビスで固定することができました。
続いて、上下に設置したスタッドをつなぐように、柱を取り付けていきます。
どれくらいの間隔幅で柱を取り付けていくか、というのもレーザー墨出しで測ります。
次回は、この骨組みに壁となる下地を取り付けていきます!
間取りを新しく作っていくため、墨出しを行い、その通りにスタッドを組んでいきました。
墨出しがズレてしまうと、この後出来上がる壁の位置がズレてしまい、全ての作業で少しずつズレが発生してしまいます。思っていた仕上がりと違うといった悲惨な事態を防ぐためには、どんな簡単な作業であっても、丁寧さが求められます。
手作業で完璧にこなせない箇所では日本製器材を。
技術が必要な箇所では長年培ってきた職人技術で。
どちらも使い分けながら、精密で隅まで美しい日本のリフォームを実現していきます。
次回は、作成したスタッドに壁となる下地のボードを取り付けていきます!
オフィスのリフォームをお考えの方は、ぜひ次回もお付き合いください。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。